- アーティスト: NORAH JONES
- 出版社/メーカー: BLUEN
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: CD
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さらっと聴いてみたがあまり印象に残る曲はなかった。ジャズっぽいのはいいけどもなんというか、とっちらかった印象。
音楽というのは、私だけかもしれないが、大なり小なりカタルシスを得るためにあるものだと考えている。リズムを例にとれば拍の長短はあっても来ると思っているところに来たり、またはそれを外されたりすることでカタルシスを得ているのである。音楽の中でもロックというのはドッカーンが基本なので、粗筋をつかみやすく、どちらかというとカタルシスを得やすい。これはあくまでも私のイメージだが、そういう意味でもロックはわかりやすく、ジャズは複雑なのである。同じジャズでも例えば同じノラ・ジョーンズの一枚目は複雑でないというかわかりやすかった印象があるが、今回のはそうではなかった。もっとも単純に好みの問題というのもあるかもしれない。また後からじわじわ効いてくる曲というのもある。言い訳ばかりが並んでしまうが、今回のアルバムはあんまり。