珍妃の井戸

浅田次郎の長編歴史小説。『蒼穹の昴』の話の後に死亡した、皇帝の妻・珍妃の最期の真相をめぐり、4人の外国人が関係者の話を聞いてまわる。
関係者は全員が異なる真相を語るが、前作『蒼穹の昴』を読んでいると、どれもそれらしく思え、違った形で前作の世界に浸ることができ、またこの後の『中原の虹』を読む意欲も沸く。すばらしい中継ぎ。

珍妃の井戸 (講談社文庫)

珍妃の井戸 (講談社文庫)