侮れないオカマ

隊員のナオキくんが帰国するので、その前に夜の送別会をやろう!という話がどこからか持ち上がり、有志数名がフレームトゥリー(レストラン・プールバー・ホテル・カラオケ等多くの顔を持つ夜の総合施設。)に集合した。が、集まってみたらなんだか人数が少ない。どうやら予定のあう人があまりいなかったらしい。それでもラナイ(バーダンスホール?少し地味。)に行けば誰かいるんじゃないかということで移動。
河岸を変えてみると店内はガラガラだったにもかかわらずすごい音量だった。話ができないほどだったので、屋外のテーブル席にてしばらくぐだぐだしていた。2時間後、ナオキくんの友達の台湾人グループがやってきて「join us!」とかいってるので中に入ることに。だいぶ人が増えていたが踊る気もなく、踊りを眺めながらまったりしていた。どうやらここのダンスフロアは1曲生演奏(といってもキーボード2台+歌)が終るごとに踊っていた客は席に戻り、次の曲が始まるとまたフロアに戻ってくる、というスタイルらしい。変なの。
台湾人グループには一人オカマがいて、ぴったりした服を着てくねくねしている。それがダンスになるとさらにくねくねの度合いを増すので眺めているだけでも十分面白い。それからまたフロアにもう一人、マーシャル人らしきオカマを見つけた。こちらはくねくね度は低いようで、ガッシリとした体つきにぴったりした服を着ていて、なんだかわからないけどもプライドの高さを感じさせるオカマだ。そして踊っている姿はまさに野獣。
しばらく眺めていると二人のオカマが接近。ダンス対決が勃発した。一方はくねくねとした軟体動物を思わせる動きで、他方は「ガオー」という咆哮が聞こえてきそうな顔で踊り狂っていた。いやー、すごいものを見た。半ば呆然としていると曲が終り、互いの健闘をたたえあうように抱擁していた。短い時間ではあったがお互いに得るものがあったのかもしれない、なんてことを考えていたらマー人のオカマが私の席の近くを通り過ぎたので顔を見て驚愕。8月からハルカが通う幼稚園の担任の先生だった。オカマっぽいとは思っていたけどまさかここまでとは。オカマ侮れない。