「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドン教授第3弾。ワシントンDCでフリーメイソンの古の神秘に迫る話。大使館のHさんからの借り物。
三作も読めばさすがに作者の癖というか作風のようなものが鼻に付く。それが気に入るようであればお気に入り作家ということになるのだが、このダン・ブラウンでいうと美術・歴史に対する薀蓄とサスペンスをカットバック形式で盛り込むことで読者の気をひく、というのがそれで、私の場合はテーマと薀蓄は好きだけどもカットバックとごくたまに垣間見えるアメリカ人らしさに少し飽きてきた。アメリカ人だから仕方がないんだけど。
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2010/03
- メディア: 単行本
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