釣りの効用

釣りの時はこんなに晴れなくても良い。暑いので。

 今週は南の島の文化の日に当たる休日があって、そこに有給休暇を足したりして、明日から4連休とした。休みのうち1日は久しぶりに釣りにも行く予定。有給休暇は余っているので、暇なときに消化しなければならないのである。ちなみに有給と有休、略す場合はどっちが正しいのだろう。

 さて南の島での釣りは基本的にビルフィッシュとボトムフィッシュに大別される。ビルフィッシュは訳すとカジキのことらしい。まあカジキとかも釣るらしいので間違いではない。いわゆるトローリングとたぶん同じで、ボートからデカいルアーを垂れ流して船をぐるぐる動かして魚を探し、かかったら引き揚げる。カツオとかブリとか小さいマグロとかが釣れる。南の島では糸を直接手繰る人が多いが、釣り竿に1000ドル以上する大きなリールをつけて釣り上げてる人もいる。

 私が主にやってるのはボトムフィッシュの方で、船を魚がいそうな場所に停めて釣り糸を垂らし、海底付近にいる魚や回遊魚を釣りあげる底釣りである。釣れる魚はハタやフエフキダイ系が多い。これも南の島の人は糸を直接手繰るのが主流だが、私は引き上げる時に糸が絡まるのがイヤなので釣り竿を使っている。釣り竿はハードウェアストアで50ドルくらいだったものにシマノの5000番台の安いリールをつけている。糸はPEラインの4号、これはちょっとやりすぎなので2号か3号にしても良いかもしれない。そして先端にはいわゆるぶっこみの仕掛けを手作りしてつけている。ただ結び方が下手なのか枝針だけ取られることがあるので、最近はサビキの針が大きいものにエサをつけて使ったりしている。

 釣りの良いところは、まあ他の趣味でも同じかもしれないけども、その最中は他のことを考えないで済むという点にある。魚釣れないかなーと海を見ながらぼーっとしているのは精神的にも良いような気がする。