釣りで海パンが破れた話。

 先週末は久しぶりに釣りへ行った。雨こそ降らなかったものの風が吹きつける冬の天候なので波はそれなりにあり、あまり遠出はできず、環礁内のポイントをうろうろしながら底釣り。仕掛けはぶっこみというのか下におもり、途中に枝針。エサはイカやカツオ。

出発時、晴朗なれど波高くない。

きれいな青い海。

さらにきれいなところに立ち寄った。

船の上からでもサンゴが見える。
 途中ツマグロっぽいサメが釣れそうになったりコバンザメを釣り上げたりしたものの、終わってみれば釣果はまあまあ。自分たちで食べる分は釣れたかなというところ。ただしこの日はみんなで夕食会はなかった。

ツマグロっぽいサメが登場。このあと逃げた。

今回の釣果。私が釣ったのはヒメフエダイとか。
 そういえば前回の釣りでは私のはいていた海パンが裂けてしまった。かなり過酷な環境で使っていたので経年劣化だと思うが、お尻のところで真っ二つだったのでびっくりするやらみっともないやらで大変だった。
 
 そんな状況で困りながらも釣り続けていると、同行していた現地人の知り合いが「短パンを貸してやる!」と1枚貸してくれた。ありがたいけど、どこに隠し持っていたのか。聞けば「まだ2枚はいてるから大丈夫だ!」とのこと。つまり最初は3枚の短パンを履いてたということのようである。え、なんで?Tシャツを何枚も着てる人はよく見かけるけども、短パンを何枚も履いてる奴は初めて見たので驚いた。いや実は未確認なだけでたくさんいるんだろうか。
 
 家に帰ってから試しに大きめの短パンを重ね着してみたところ、暑くもなく寒くもなく、特に違和感はなかった。確かに短パンを二枚以上履いてはいけないなんてルールはない。逆になぜ1枚しか履かなかったのだろう。二枚以上履いていれば、急にビリっと短パンが破けた人を助けることができるというのに。言われてみればなぜ今まで気がつかなかったというレベルの発想、コロンブスの卵である。皆さんも是非お試しください。