監督:ケイト・ショートランド(2021 米)
出演:スカーレット・ヨハンソン、フローレンス・ピュー、デビッド・ハーバー、レイチェル・ワイズ、オルガ・キュリレンコ、ウィリアム・ハート他
孤高の暗殺者ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の前に、ある日突然「妹」のエレーナ(フローレンス・ピュー)が現れる。二人は自分たちを暗殺者に仕立て上げたスパイ組織レッドルームの秘密を知ってしまったため、組織から命を狙われていた。姉妹が頼れるのは、かつて組織によって作られた偽りの家族しかなかったが、レッドルームの陰謀はこの「家族」の再会に仕組まれていた。(Yahoo!映画より)
時期としてはシビル・ウォーの後、インフィニティ・ウォーの前の話が主。上の予告編ではブラック・ウィドウの誕生秘話が明かされるような感じだが、フタを開けてみればちょっと違う方向で、ナターシャがアベンジャーズ入りした理由、エンド・ゲームで死を覚悟しなければならないような過ちは見当たらなかったというのが正直なところ。字幕なしで見たので細かいところまで理解している自信はないので、見直したらわかるのかもしれないが、一緒に見たわが娘は「悪役がキモいからもう見たくない」とのこと。
それではつまらなかったのかというとそうでもないのがマーベル映画のすごいところ。勧善懲悪がわかりやすいのである。また家族の絆の復活に焦点を当て、往年のヒーローである父、先代ブラックウィドウ?である母、表情が良く動いてかわいらしい妹のエレーナ(フローレンス・ピュー)が活躍する姿は見ていて楽しい。ちょっとしたMr. インクレディブルである。ちなみにクレジット後の映像でも触れていたが、次のホークアイ作品にもエレーナは登場するらしいので期待。