ニュー・シネマ・パラダイス

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ(1988 伊=仏)
出演:フィリップ・ノワレ

映画監督のサルヴァトーレ(ジャック・ペラン)は、映写技師のアルフレードフィリップ・ノワレ)という老人が死んだという知らせを受け、故郷のシチリアに帰郷する。(Yahoo!映画より)

以前見たことがある。いい映画です。アルフレード!となる。だが今回見たのは完全版だったのでトトが故郷に戻った時のエピソードが追加されている。長いけれども下記。

故郷に戻った初老のサルヴァトーレは、カフェでエレナに生き写しの少女を見かけて動揺する。後を付けると、サルヴァトーレの幼馴染のボッチャがエレナと結婚し、娘が生まれていたことを知る。サルヴァトーレがエレナと再会し、なぜ駆け落ちの待ち合わせ場所にきてくれなかったのかと責めると、エレナはアルフレードに言づてを頼んだが断られたので、引っ越し先の住所とメッセージを上映メモの裏に記し、映写室の壁に残したのだと説明する。アルフレードはサルヴァトーレが村を離れて自分の道を進めるようにするため、エレナにサルヴァトーレと別れるよう説得していたのだった。経緯を知ったサルヴァトーレはアルフレードに怒りを感じるが、エレナは「私と結婚していたら素晴らしい映画は撮れていなかった」と言う。サルヴァトーレとエレナは車のなかでキスし、束の間に愛を確かめる。サルヴァトーレは埃だらけの映写室で無数の上映メモの束を調べ、ようやくエレナからのメッセージを読む。ふたたび村を離れる前にサルヴァトーレがエレナに電話をすると、エレナは「あの夜の夢は忘れましょう」と告げる。サルヴァトーレはローマに戻り、映写室でアルフレードからの形見のフィルムを観る。(wikipediaより)

アルフレードの影の働きが明らかに。いやトトのことを思ってしてくれたことなんだろうけど、何してくれてんのアルフレード!おかげで完全版は後味の悪さが五割増し。それはそれで大人のドラマとして悪くはないが、通常版の爽やかさの方が非凡。