パンツの面目ふんどしの沽券

子供時代に自ら経験した東欧圏の下着事情と、越中褌をこよなく愛した父とに挟まれて、著者が育んだ下着に対する愛情というか執念により書かれた米原万里のエッセイ。下着の調査に驚くほどのエネルギーと経験と才能が消費されていることを実感できる。

パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)

パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)