真昼の星空

米原真理のエッセイ。
90年代後半から2010年代にかけての20年弱というのは、その前の10年くらいと比べて変化がすごく小さいように感じる。自分の年齢でいえば2000年までが学生で、そのあとは社会人なので、2000年以降は特にそう感じるのかもしれない。
とは言いながらも本を読んでいるうちに、ああやはり昔なんだなあと思うことはあって、このエッセイを読んでいても、どこだったかは忘れたがそう感じる箇所があった。ロシア語通訳者として有名な著者の、ロシアだけに限らないエッセイ。でもロシアの話がやはり面白い。

真昼の星空 (中公文庫)

真昼の星空 (中公文庫)