南の島生活の楽しみに買っておいた一冊。河童や人魚等に代表される日本古来の怪しい生き物について、とある時代にこういう生き物がいたという資料を元に紹介し、またどういう背景から生まれたかという研究を加えてある。個人的には百輭先生の小説にも出てくる「件（くだん）」について詳しく知りたかったのだけれども、この本の筆者は件と件と同じ「アマビコ」についてが専門らしい。どちらにしても同じ予言獣ということで、これについては詳しく知ることができたので良かった。
- 作者: 湯本豪一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/07/21
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
