2024年のスタート。

 遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 正月は2日から釣り。毎年恒例になりつつある新春・日本人だらけの釣り大会。環礁内でタテシマフエフキ、カスミアジ、ホウセキキントキなどが釣れた。写真は撮り忘れたが家族の夕飯として食べるのに十分な量を確保できたので良かった。なぜかハタはほとんど釣れなかった。

同時に出発した別の船。彼らは島へピクニックへ。

 仕事始めは4日から。4日は家の方がさっそく停電。5日は会社のエリアが停電。さらに夜も停電。今年は新年早々停電が多く、島の人たちも電力会社に腹を立てている。

 停電の問題は電気が止まることだけでなく、電気が戻るときにエアコンが壊れたり、ブレーカーに埃が積もっていたりすると火がついたりすることもあるのである。何年か前にはそれで実際に古いお店が一軒まるまる燃えてしまったこともあった。

 発電所には発電機が5台あって、そのうち4台が壊れているらしい。使ってないやつから直していけば良さそうなものだが、どういうわけかだましだましの修理しかしていない。以前電力会社の理事に聞いた話では、電力会社のマネージャーから理事会へ、修理する準備ができたという報告があったが、よく聞いたら約2か月と見積もられる修理期間中の代替電力を用意していなかったとか、その後に代替電力としてコンテナ発電機(というものが世の中にはある)を中国から購入して島に届いたが使い方がわからずに放置されているとか、なかなかの迷走ぶりらしい。10年以上前から修理しろと言われているのに解決していないのだから海よりも深い理由はあるのだろうけども、早く何とかしてほしい。

2023年のまとめ

 2023年は観光業が少し復活、と共に日本人スタッフが入れ替わったのだがその後任が役に立たないことがわかり忙しさが倍増した一年だった。1月にもう一人、その後にももう一人採用するつもりなのでそれまでは体調に気をつけてなんとかがんばりたい。ちなみに禁煙はもう2年くらい続いているけども未だに一服つける夢を見ては夢の中で驚いている。

足の折れた車が前を走っているの図(本文とは関係ありません)
 ああそうだ、日本へは休暇で1回、出張で1回帰国、さらに先日は休暇でハワイへ行ったのだった。わりと多く出かけた一年でもあった。今年も最低1回は出張へ出る予定が決まっているのでパスポートはなくさないようにしたい。

ユナイテッド航空。いろいろ振り回されました。

空から見ると狭いところにへばりついているのがよくわかる。
 見た映画は30本くらい、読んだ本は10冊くらい?あいかわらずゲームばかりしていたので読書量は少ない。仕事で疲れているのか体力がないのか、ベッドに入るとすぐ寝てしまうというのもある。そのわりに早起きばかりで困る。はまっていたゲームは主に『ゼルダの伝説/ティアーズ・オブ・キングダム』『MAFIA 3』。後者は達成率70%くらいまでいったのではないかな(ちなみに以前大ハマりした『Empire of Sin』は100%達成。)面白かった本は『火星の人』。映画は『コンタクト・キラー』と『グロリア』。古いのばかりだ。2024年はもう少し本を読もう。

ハワイへ行ってきました。

 疲れたしクリスマスだしハワイへ行ってきました。家族でハワイへ行くのは今回が5回目なので、少しはいつもと違うことをしようということで、ハワイ島へ。

 夜の便でマジュロを出発してオアフ島到着が夜の2時半頃、ハワイ島へはそこから国内便で移動。朝一の便がたしか6時半頃なので7時半頃にはコナに到着。この空港は国際空港にあるまじきスカスカぶりで、ほとんど壁に覆われていない独特のスタイルである。ちなみに家族の中で私だけハワイ島を訪れたことがあるのだが、なにぶん昔のことなのでほとんど覚えていない。ただコナの空港だけはなんとなく見覚えがあるような気がした。

ワイ島コナの空港。晴天率98%らしい。

 到着した日は寝不足なこともあってホテルの周りで過ごす。子供たちのプールにつきあったり昼寝をしたり。ちなみに日付変更線をまたぐので、金曜日の夜に出発して金曜日の朝に到着している。得した気になるが帰りは逆に一日減るので収支はトントンである。

コナのホテルの部屋からの眺め。

 二日目はガイドさんにコーヒー農場~パン屋~キラウエア火山~ヒロへ連れて行ってもらう。ツアーガイドをすることはあってもガイドしてもらう経験があまりないのでとても勉強になった。やっぱり何を聞かれても答えられるようにならないとガイドは務まらない。ちなみにガイドの仕事はその場限りであることが多いので、適当に答えても見つからないようなものだがそこはやはりプライドというか間違ったことは教えたくない。

ワイ島は現在も成長中。

キラウエア火山の火口。めちゃくちゃデカい。

 ハワイ島では日本車を多く見かけた。日系人が多いらしいのでそのせいかもしれない。明らかにオアフ島よりも多かった。オアフ島では韓国車も多いのだが、今回目立ったのはJeep。多分レンタルだと思うけどたくさん走ってるのを見かけた。ちなみにハワイ島ではコロナ禍の最中はお客もいないのでレンタカーが安く売りに出され、コロナ禍が終わった現在はレンタカーが不足しており料金も高くなってるらしい。

 

ヒロ近くの滝。水量増量中。

 ヒロで2日間を過ごした後はもうオアフ島へ移動。移動したのが24日。ホテルに到着してからは散歩して夕飯を食べたということくらいしか覚えていない。

 翌25日はアラモアナショッピングセンターがお休みなので、ホテルからワイキキ周辺をふらふら歩く。インターナショナルマーケットプレイス日本食のフードコートを見つけて食べる。食後は疲れたのでホテルに戻った。他の観光客も行くところがないせいか歩いている人が多かった。そのあと私は昼寝、子供たちはホテルのプールで遊びたまへ、と思ったらプールもお休みだった。

 

世界の車窓からvol.954284。オアフ島へ戻る際の景色。

軍艦が並ぶ様子を見て真珠湾か!と思ったが違った。

オアフ島ワイキキへ到着。

ツナマヨが600円以上する。

誰かと思ったらドン・ホーでした。

 26日は車を借りてお出かけ。いざ主戦場のアラモアナへ。ハルカさんたちは朝からあちこちの店を飛び回り結構な量の戦利品を手にしていました。私もアロハシャツを買ったりしてとてもよかったのだけれども時間がかかりすぎて日本食材を買う予定だったドンキに行く時間は無くなってしまった。しかもレンタカーを返す時間も迫っていたので奥さんは途中下車して別の店で日本食材の買い出し、私たちは荷物をホテルで下ろしてレンタカーを返却。その後は初めて行く中華料理屋で夕飯。これがなかなかおいしかったんで次回もあれば行くことになるだろうと思う。

ハワイっぽい眺め。

アメリカっぽい陳列。

さよならハワイまた逢う日まで

 最終日は例によって早朝から空港へ移動。ゲートへ近づくにつれて徐々に知り合いが増えて、帰ることを実感する。いつものことだがもう少しゆっくりしたいよなあ。などと思いつつ飛行機は島に向かうのでした。今回は猛烈な円安の真っただ中ということで、いちいち円換算はしないと心に決めていたので、為替損にひるむこともなく楽しむことができたのではないだろうか。知らんけど。また仕事をがんばってて遊びに来よう。

ハッチが閉まった頭打ち体験!疲弊からのハワイ旅行へ #事故 #疲弊

本文とは関係ありません。良い天気の内海。

 昨日は午後にボートテストに合流して内海をぐるぐる回っていたら突然バタンと閉まったハッチによって左側頭部を強打した。強打された。運転していたスタッフが病院に連れて行こうとするくらいにはすごい音だったらしい。事務所に戻ってから冷やしたりしているうちに、側頭部を鈍器で強打て軽く死因になりかねないなと思ったら心配になってきたが、現在24時間たって大丈夫なので大丈夫でしょう。

 頭は大丈夫としてもこういうことがあると体が強張るのかちょっとだるい。さらにコミュ障疑惑のスタッフが仕事をまともに完遂してくれないのでフォローばかりさせられて精神的に疲弊したので、もうクリスマスだし明日から休みを取ってハワイに行ってきます。あとは勝手にやってくれ。

 ちなみにAIに考えてもらった今日の日記のタイトルは「ハッチが閉まった頭打ち体験!疲弊からのハワイ旅行へ #事故 #疲弊」でした。バカにされてる感が強い。

発展途上国への援助の理想と現実。

港に停泊中のボート。本文とは関係ありません。
 南の島はこのところ悪天候が続いている。そういう時に限って珍しくボート関係の仕事が入っていたりする。しかもなぜか中東からご指名があった。完了日が決まっているらしく毎日矢の催促である。whats appなんて入れなければよかった。
 このボートは某組織からの寄贈品なのだがちょっと問題があり、詳しく書くのははばかられるのでかいつまんで言うと、ちょっと気をつけて運転しないと危ないかもしれないという仕様になっている。もちろんお客にも供給側にもそのことは繰り返し言ってあるので大丈夫ではあるのだが、こんなもん送ってきてお金が無駄にならないといいですけどねと他人の懐を心配してしまう。
 発展途上国にいると寄贈品とか援助とかドネーションとか言われる各国各組織からの支援を目にする機会が多くその豊富さに驚く。同時に的外れな寄贈品が使われずにゴミになっていたりする現実にも驚く。特に専門的なものは仕様が合わず使えなかったりすることも多い。ボートで言えば太平洋の波を想定していないので強度的に無理で外海に出られない、とかである。
 なぜこのようなことが起こるかというと①援助される側である現場からのリクエストが雑、②援助する側が現場の実態を把握していない、③相見積りの価格だけで購入先を選んでいる、という三つの原因がある。すなわち現場が細かい要求を出し、援助する側がそれを共有・把握した上で、価格だけでなく内容も精査したアイテムを選ぶことができればこういった無駄はなくなる。
 もちろんこれは理想であって現実には予算や納期やぼったくり業者等、他の要素も入ってくるので簡単ではない。そもそも何もせずに援助をもらう側がえらそうなことを言うな、支援は気持ちが大事なのである、という声もあるかもしれない。もらう側もそういったお気持ちには感謝している(と思う)が、それでもランニングコストがかかることもあるだろうし、やはりもらうからにはちゃんとしたものをお願いしたいところであり、援助や支援の目的を考えてまともなものを選んでほしいものである。どっとはらい