デッドプール

監督:ティム・ミラー(2016 米)
ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、以前は優秀な特殊部隊の傭兵(ようへい)として活躍していたが、今は悪者を気まぐれに痛めつけては金を稼いでいる。すっかり正義のヒーロー気取りの彼は恋人との結婚も決まり幸福の絶頂にあったが、いきなり末期ガンだと診断される。とある組織にガンを根治できると聞いたウェイドは、彼らに同行して人体実験を受ける。Yahoo!映画より)
 子供のいない時間ができたので、子供とは見れないと評判のデッドプールを見た。子供とは見れない映画というのは実は多くて、性的なものはもとより暴力的なものもダメ。確かにちょっと怖いだけで下の子は夜寝れなくなったりする。なので100枚以上ある私の映画コレクションは八割方は子供といるときは見れない。その点白黒の古い映画は規制が厳しいので一緒に見ても安心なので、バスター・キートン作品を見せたりしている。
 話を映画に戻すと、デッドプールはマーベルでもX-MENと同じ世界のキャラクターになるらしい。ただX-MENマーベル・シネマティック・ユニバースに合流するという噂もあるので将来的にはどうなるかわからない。
 映画自体は確かに子供には見せられない程度のエロさとグロさ。主人公の前歴がはっきりしないところとか空母を置いてるゴミ置き場とか、ツッコミどころも多いので、絶賛されるほど面白いとは思わなかったが、クスリともしないと言えばウソになる。インド人タクシー運転手の話は面白かったし。どこまでメタなノリを楽しめるかによって満足度は変わってくる作品なのかもしれない。