こんな船に乗って
こんなところを移動して
こんな魚を釣ってきました。あとフエフキも釣れたが写真撮るのを忘れた。
今回の釣りは船は大きいし朝早くからだし無料だしと言うことはなかったが、ただ一点、釣り竿を持っていくのを忘れた。そんなバカなと自分でも思ったが、忘れたのだから仕方がない。ハンドリールですべて釣った。
ちなみにハンドリールはここいら南の島では一般的で、釣り竿の方が珍しいくらい。と言っては言い過ぎかもしれないが、そのくらい多い。ハンドリールを使っているのはまだ良い方で、ラインだけ買ってきてブイに巻いたり空き缶に巻いたりしてる人も多い。ちなみにハンドリールというのも日本で検索して出てくるようなしっかりしたものではなく、下の画像のような、ただのプラスチックのわっかである。
これに100ポンドくらいのラインを巻き、エサをつけた針とおもりを海に投げる。海底につくまでしばし待ち、着底後にグイっと引っ張られたら巻き上げるのがハンドリールによる釣りである。狙うは底魚。当たりなんて繊細なものは無く、ただグイっと引っ張られたら引っ張り返し、ひたすら手を動かす。釣りというより、原始的な漁業。もしくは魚と綱引き。運動不足の身には翌日の筋肉痛が約束されてしまう厳しい釣りと言える。
おしまい。