令和!

四月の後半はそんなに忙しくなかったが、本の感想を書かないでいたら何となく更新から遠のいていた。気がつけば令和。昭和は遠くなりにけり。その間も本を読んだり、日本人スタッフが入れ替わったり、決算の結果に一喜一憂したり、家の周りを歩くようにしたり、釣りを始めたり。なかなかまとまった時間が取れないのは良いことなのか、悪いことなのか、判断が難しい。
 
令和って、どうでしょう。他の元号と比べてもすっきりした感じ。神護景雲のような四文字元号を復活してほしかったという気持ちもあるが、私はきらいではない。命令の令だ!とか批判する向きには、なんでも否定から入るのは己の不勉強や視野の狭さを声高に叫ぶのと同義だと気付いてほしいところ。もっともそういう人は、往々にして他人の意見を聞き入れない人が多いので、今後もツイッターとかで己のバカさを公表していくんでしょう。ツイッターをバカ発見器というのは間違いではない。
 
その出典については万葉集からとか、いや漢籍の影響が~とか言われているが、どちらにしても中国の影響を受けて成立したのが日本だから、どちらでも日本らしくて良い。あとついでに言うと「花と言えば桜じゃないの?」という疑問には、知らねーのか!バカ!と答えるのではなく、それがなぜなのか考えないと恥をかくという危機意識を持ちたいものである。そこで止まってしまう人も反射的に叩く人も、いずれも増えすぎるようだと日本の将来は危うい。よね。