飛雄馬、インドの星になれ

古賀義章のドキュメンタリー?
筆者は若い頃インドを放浪したことがきっかけとなり、アニメ『巨人の星』をインドで放映させることに心血を注ぐ。正確には『巨人の星』をベースにした新しいアニメを作ったわけだが、筆者の頭の中では同じものらしい。一つのプロジェクトを成功させるまでの苦労話。日本のサブカルチャーを発信するのはすごく良いことなので、あらゆる分野で行われたら良いと思うけども、この本はなんというか「がんばりました!」感が強くてちょっといただけない。
面白かったのはインドから引き合いのあった作品として挙がった作品に『あしたのジョー』『はじめの一歩』に並んで『カードキャプターさくら』が入ってたこと。すごく面白いと思うのだが、筆者は黙殺していた。その程度の本。

飛雄馬、インドの星になれ!―インド版アニメ『巨人の星』誕生秘話

飛雄馬、インドの星になれ!―インド版アニメ『巨人の星』誕生秘話