思いがけない話

古今東西の「思いがけない話」を集めたちくまの短編集。
収録作品は室生犀星「夜までは」、O・ヘンリー「改心」、モーパッサン「くびかざり」、F・ブウテ「嫉妬」、ゴーゴリ「外套」、チェーホフ「煙草の害について」、T・F・ポイス「バケツと綱」、P・ルイス「エスコリエ夫人の異常な冒険」、桂三木助「蛇含草」、サキ「あけたままの窓」、芥川龍之介「魔術」、江戸川乱歩押絵と旅する男」、アポリネールアムステルダムの水夫」、ビアス「人間と蛇」、A・アレー「親切な恋人」、ボンテンペルリ「頭蓋骨に描かれた絵」、菊池寛「仇討三態」、久生十蘭「湖畔」、アンパンマンホフマン「砂男」、幸田露伴「雪たたき」。疲れた。
やはりサキの話は面白い、というより好み。あと物語の面白さで落語は他の文学作品に負けてない。確か実家にあったと思うので落語の本を読もう。

思いがけない話 (ちくま文学の森)

思いがけない話 (ちくま文学の森)