読書バトン

aさんよりいただきました読書バトン。最近本読んでないよなぁ。

  • 持っている本の冊数

さっぱりわかりません。

  • 今読みかけの本or読もうとしている本

読みかけの本はあっちへふらふらこっちへふらふらしながら読んでいるので多いです。
読みかけ1→『日本怪奇小説傑作集1』
著名な、いわゆる文豪クラスに有名な人が書いた怪奇小説を集めた作品集。 まだ本当に読み始めだが、今のところ楽しそうな予感。

日本怪奇小説傑作集1 (創元推理文庫)

日本怪奇小説傑作集1 (創元推理文庫)

読みかけ2→ドナルド・キーン『碧い眼の太郎冠者』読みかけ3→南條範夫『残酷物語』
残酷物語 (中公文庫 A 51)

残酷物語 (中公文庫 A 51)

読みかけ4→篠田鉱造『幕末百話』
増補 幕末百話 (岩波文庫)

増補 幕末百話 (岩波文庫)

読もうとしている→子母澤寛新選組始末記』
行く先先の本屋さんで探しても見つからなかったので最近『新選組遺聞』『新選組物語』と3部作揃いでamazonで購入しました。早く読みたいのは勿論ですが、今のところ南の島の楽しみに取っておきたい気持ちもあってなかなか。
新選組三部作 新選組遺聞 (中公文庫)

新選組三部作 新選組遺聞 (中公文庫)

新選組始末記―新選組三部作 (中公文庫)

新選組始末記―新選組三部作 (中公文庫)

新選組物語―新選組三部作 (中公文庫)

新選組物語―新選組三部作 (中公文庫)

  • 最後に買った本

先週新高円寺ブックオフで何冊か買ったんですが何を買ったのか忘れました。その前に買ったのは上に挙げたものが最近買った本になる。

  • 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

特にこれとこれと決められるものでもないので、好きな作品というよりは好きな作家。
まず司馬遼太郎竜馬がゆく』。司馬遼太郎の作品はいわゆる司馬史観という独特の視点から眺められていて、それは事実の他に様様な角度から眺めているのがわかる多角的な捉え方ですごく読んでいて楽しいのだけれども、読んでなるほどと思ってもしばらくすると忘れてしまう。おそらく内容の複雑さと読み易さがアンバランスなのだと思う。そんな司馬良太郎作品に主人公・坂本竜馬の魅力が加わった『竜馬がゆく』は頭一つ抜きん出ていて、これに比べられるのは明治時代を切り取った『坂の上の雲』ぐらいしか思いつかない。話を戻すと西郷さんが竜馬を救出に行く!というくだりは未だにぐっとくるし、竜馬の最期は未だに涙無しには読めない。ああもうコレ書いててちょっとぐっときた。

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

次に星新一『きまぐれ星のメモ』。星新一は2000本以上もショートショートを書いて小学校の教科書にも作品が載っているようなのでご存知の方は多いと思うが、本人は意外な人というか実に面白い人のように思う。そういう人のエッセイ集なのでいろいろ笑えて楽しい。しかも分厚いので一度読んでも前の方を忘れているのでまた読める。おすすめ。

きまぐれ星のメモ (角川文庫 緑 303-2)

きまぐれ星のメモ (角川文庫 緑 303-2)

内田百輭『冥途』。百輭先生の真面目な作品。というか他の作品についても当人は大真面目なところが魅力なので、ちくま文庫から出ている『サラサーテの盤』『大貧帳』『間抜けの実在に関する文献』はどれも百輭先生らしい雰囲気でお勧め。

冥途―内田百けん集成〈3〉 ちくま文庫

冥途―内田百けん集成〈3〉 ちくま文庫

江戸川乱歩人間椅子,押絵と旅する男』。江戸川乱歩もまた同様にどの作品が特に好きというのでもない。『二銭銅貨』やら『D坂』やらのトリック短編、『芋虫』やら『パノラマ島』やらの猟奇的な作品、どれもそれなりに面白い。が、『押絵と旅する男』のような雰囲気の作品は他の人にはないように思う。ので好き。

人間椅子/押絵と旅する男 (新潮CD)

人間椅子/押絵と旅する男 (新潮CD)

  • バトンを渡す人

→aoi-akanesoraさま他、コレ読んだけど回ってきてない人全員。