ハイ・フィデリティ

監督:スティーヴン・フリアーズ (2000 アメリカ)
出演:ジョン・キューザックジャック・ブラックティム・ロビンス
内容:音オタのレコード店主が彼女に逃げられたことを機に自分を見つめ直す。
全て主人公に語らせているのが鬱陶しいが、それが軽いノリを生み出しているようにも思う。ジャック・ブラックともう一人の店員はそれぞれが音オタの一典型を演じていて笑えた。あとティム・ロビンスも脇で光ってた。
ただつまるところ何故彼女が戻ってきたのかがよくわからない。映画の話自体は普通に楽しく見れるが、なんというか音オタというかモノに固執する全ての人間に対する偏見を拡大解釈したようでおもしろくない。停滞せず新しいことに挑戦するのは確かに良いことだが、同じコトを続けるのもそれなりに努力を要することだと思う。