いざ運輸局

乙仲さんの怠慢によりこのままでは車の輸出許可がおりないことが出荷寸前に判明したので、輸出できるようにするべく運輸局へ。要は七月から制度が変わったので今までの抹消登録でなく輸出抹消登録というのをしなければならないのでした。
そしてそれをするには会社の謄本が必要とのことだったので、まずは港区の法務局へ。うちの会社は以前芝に事務所があったので、そして未だに登記上は引っ越していないので、わざわざ陸の孤島麻布十番まで行かなければならないのでした。
新宿を抜けて四谷で紀尾井町の方へ右折、迎賓館を右に見て脇を抜け、赤坂見附で右に曲がれば六本木通りにぶつかり、さらに右折してしばらく行くと麻布だ。
しかし法務局というのは当たり前なのかもしれないがスーツ姿の人ばかりで、高円寺のような自由な街に慣れてしまった私には雰囲気がよろしくない。前の会社にいた頃ならとけこめただろうに。混雑していたわりにすぐ謄本がでてきたのは私の人徳というものかもしれない。
謄本をもらったら次はいざ運輸局。その昔は東海道だった国道一号を南下すれば当然東海道最初の宿場町品川。これを過ぎると京急電車と並んで走ることになり、青物横町を過ぎたあたりで左に折れたあたりに運輸局の東京支所がある。ちなみにもう少し南下すれば親戚の葬式で行ったことのある立会川。これは確か江戸時代に処刑場(鈴ヶ森?)が近くにあった名残。
運輸局は法務局と違って作業着のおっさんであふれていた。手続き自体は受付の気ぜわしいおっさんが説明してくれたので概ね円滑にコトが進んだ。このおっさんだけでなく全体的にがさつだけど親切な印象を受けた。駐車場が無料なのもステキだ。