体中真っ白でもない犬の話

犬の話ではありません。
お昼前に大学の頃の友達、それも勤め先が不定休だから滅多に会えない友達からメールがきた。なんでも今日は休みだから新宿に来ていて、これからお昼だという。私の勤め先がある高円寺と新宿はごく近いので、それなら帰りにでも寄っていきなさいよと言ったが、まーいろいろと話した挙げ句どうにも二人の時間は合いそうになかったので残念ながら今回の話は、もしかしたら帰りによるかもしれないとかなんとか、うやむやのままに流れた。
その後12時になり、今度は私の方がお昼になった。なったところで新宿まで行こうかなと考えて、原付にまたがるまでいったが止めた。
私の考えではたまたま近くまで友達が来ているなら折角だから会っておこうという単純な考えなのだが、人によってはそれが犬のように従順な姿勢に見えるらしい。これは何度か直接言われたことがあるからそのように考える人がいるのは間違いないのだが、私にしてみればそれは興味のある相手、好き嫌いでいえば好きな相手を私なりに選ってやっていることなのでなんと言われようと一向に構わない。ただ何にしても誤解されたままというのは心苦しいものであるよなぁ。
もっとも今回新宿行きを断念したのはこれとは別の理由。午後に出かける用事があったのを思い出しただけ。