覚悟のススメ

ソニック・ユースのgooに続いてハウリング・ウルフのDo the do。グーときてドゥー。まさかiPodがそんな基準で選曲しているとは思わないが、もしそうだったらちょっと面白いかも。ちなみにその次はツェッペリンカシミールだったので疑惑は晴れた。
このところ帰りの電車の中では本を読んでいたのでここを書く暇が無かった。正確には暇はあったが機会がなかった。読んでいたのは司馬遼太郎新撰組血風録。既に何回か読んだ本を今更読み返しているのは、たぶん先日の新撰組の監察役山崎丞のメモ発見のニュースが頭のどこかにこびりついていたせいと思われる。
新撰組血風録はタイトル通り新撰組の短編集だが、どの話も粗筋をすっかり忘れているので非常に楽しい。ちなみに今日その本を読まないのは昨夜寝る前に読んだので持ってくるのを忘れたから。
武士の話を読んでいていつも思うのは精神の強さで、時代もあるだろうが自分も含めて現代の人が同じように行動できるかどうか。できるような気もするができないような気もする。ただ忘れてはならないのは武士は確かに凄い精神力だが、他に農工商の人たちもいたということ。覚悟がなければ武士にはなれないが、その覚悟も武士環境で育てば自然に備わるのかもしれない。こればかりは実体験してみないとなんともいえない。しかし体験したいとは思わない私はその時点で失格。