イル・ポスティーノ

監督:マイケル・ラドフォード (1995 イタリア)
出演:マッシモ・トロイージ/フィリップ・ノワレ
内容:ナポリ沖の小さな島に亡命してきたチリの国民的詩人と漁師になる事を嫌がりその日暮らしをしていた郵便配達人の交流。
これは私を泣かせようとした数少ない作品の一本ですが、これにはやはりマッシモ・トロイージが本当に死んでしまったというのがきいています。嗚呼このお人は死んでしまったんだ、死んでしまうまでこの作品を撮りたかったんだ、という感嘆と、本当に死んでいく人の表情のリアルさ(←当たり前)、この2つが私にはかなりキいたようです。