三つ首塔

横溝正史推理小説
読み始めた当初はエログロ風味がやや強く、また金田一が出てこないのでこれは江戸川乱歩の小説かと背表紙を見返したりした。結局金田一は出てきたわけだけども、『三つ首塔』はおそらく横溝作品(というか金田一作品)の中でも少し異色な類に入るのだろう。ポアロでいう『ビッグ4』。
ところで横溝作品の積読はあと『病院坂の首縊りの家』しか残ってないのだが、『病院坂〜』は金田一最後の事件であるということに気がついて、読めないでいる。どうしよう。