タイル

お店の改装を始めてかなりたつが、ようやく床のタイルと天井の張替えが終り、陳列棚も一部入れ替えて商品をきれいに並べることができた。一段落ついたところでマネージャーと私の居場所を交換。というわけで今後はマネージャーが建材・ボート部品・家具等を扱うメインストアに、私は食料品店側に常駐することになった。
さて引越しも終って一心地ついたが、のんびりとネットばかりしているわけにもいかず、今度は倉庫の片付けにとりかかる。丁度ブロック工場も肝心の砂の配達が遅れていて従業員も暇そうにしているので、ここぞとばかりにタイル置き場の大掃除に取り掛かることにした。
タイル置き場。それは兄が片付け私が片付け続けた我が社に残った最後の秘境。10年以上前にマネージャーがなぜか気を大きくして購入してしまったタイル約5万枚(推定)が半分雨ざらしで眠る場所。外箱はすでに湿気で朽ち果て、下に敷いてある木製のパレットはそのほとんどがシロアリに食われ、紙と木と砂埃がドロドロに交じり合って区別すらつかない。さらに過去の車・フォークリフト・工場の部品も混じり合って大変なことになっている。
そんなひどいところでも倉庫は倉庫、とりあえずタイルを入れる箱を材木で作らせて100枚x6列ずつを一箱とし、片付けていくことにした。ネットで「タイルの保管方法」を検索してもなにも出てこなかったので自分で考えた窮余の一策である。これで正しいのかどうかはわからないが、とにかく一方の従業員にはひたすら箱を作らせ、他方には箱に詰めさせ(もちろん少しは私も手伝っている)、現在3日目にして1/4ほどしか終ってない。とりあえず年内には片付けたいんだがなあ。