兄、帰る

3年とちょっとの任期を終えて、兄とその一家が帰国。前夜になって荷造り掃除その他がまったく終っていないことが発覚し、急遽大勢の隊員さんたちに助けられてなんとか出発までにはすべて片付けることができたようです。お手伝いしてくださった方方ありがとうございました。私はほとんど手伝いませんでしたが、肩の荷が下りた気分です。
でもこれ、毎度のことなんです。兄が渡英するときも結婚するときも子供が生まれるときも、周りはいつもハラハラさせられるんですがなんとかなるんです。よく言えば兄はいつもなんとかなる人なので、家族の立場としては放っておくのが一番良いのです(たまに私に尻拭いの役が回ってくることはありますが)。どうせ尻拭いするんだから放っておいて良い、とも言えます。
ちなみに今までで最も憤りを感じた尻拭いは中学の時分、教室大掃除の際、天井から吊り下げられていたエアコンの上に兄が隠しておいた牛乳(兄の記念サイン入り)が発見され、教師に呼び出されて「兄の不始末は弟が処理しろ」ということで既に水と乳性分とに分離してしまった牛乳を捨てに行かされたことです。さらに家に帰ってそのことを兄に告げると、「なぜ捨てたあ!」と兄に怒られました。理不尽です。
話が逸れましたがとにかく兄一家は帰国し、寂しいと思う間もなく家の修繕を急いで私が引越し、さらに今の私の家を修繕してスギちゃんの引越し、ここまでを十二月頭までにしなければならないのでまたしばらく忙しそうです。