世界の七不思議

今13時15分。あと小一時間程で歯医者に行かなければならないのですが、私の替わりに歯医者に行ってくれるロベルト・ベニーニはどこを探してもいないので小一時間以内に、ゴメスのとこで話題に上がった世界の七不思議について。
いわゆる世界の七不思議というのは紀元前の時代にギリシャの数学者フィロンの選んだもので、ギザのピラミッド・バビロンの空中庭園ロードス島の巨像・オリンピアのゼウス像・エフェソスのアルテミス神殿・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟・バビロンの城壁の7つがそれ。ちなみに7つ目はアレクサンドリア大東大灯台が入ることもある。元元は「当時現存していたものすごい建造物」ということで選ばれたらしく、邦訳された「七不思議」という言葉の持つオカルト的要素は当時においては無く、当時選んだ世界遺産のようなものといっても過言ではない。その後も「七不思議」はいろんな人が選んでいて時代が下がると共に対象地域も広がったりしている。詳しくは↓のWikiでも読んでください。
世界の七不思議 - Wikipedia
もっとも日本では「七不思議」という言葉の持つオカルト要素を満たすべく、「超常現象7つ」的なことに使われる言葉になったように思う。映画「レイダース」をみて家の本棚を探したらお誂え向きの本があったわけで、いろいろ探すと前述のようなオカルトの入った「七不思議」が本に載っていたと。そういうオーパーツの類や未だに謎の解けない建築物等等、つまり胡散臭い「ムー」的物件の数数はは世界遺産と結構重なるところがあるわけです。つまり私が好きなのは世界遺産ではなく、好きなもののいくつかが世界遺産になってる、といった感じでしょうか。そういった理由もあって自然遺産にはあまり興味がないのです。自然がすごいのは当たり前だし。