今日は天気が良いので出社前から戸籍抄本をとりに区役所に寄った。南の島で働くには労働ビザがなければならず、労働ビザをとるには警察で無犯罪証明をもらわなければならず、またそのためには戸籍抄本が必要なのである。七面倒くさい話だが文句を言ったところで役所は動いてくれず、素直に言うことを聞くしかない。
もっとも朝一で行ったのがよかったのかさすがに空いており、これは私の頭の良いところだと思う。ところが出社後に調べてみたところ、無犯罪証明をもらうためには戸籍抄本の他に住民票が必要なことがわかったので、結局区役所にもう一度行くことになった。これは私の頭の悪いところだと思う。
そして午後からはいざ警視庁。一般の入庁者は若干緊張しながら受付けを済ませた後、入口横の小部屋で待機させられる。その後担当の係員がやってきて先導されて渡航証明室へ行き、中で書類をかかされて更に両手指の指紋もとられ、軽く犯罪者の気分を味わえる。ちなみに無犯罪証明は本来渡航証明というらしい。帰りもまた入口まで先導されて解放。庁舎内にあった殉職者の碑「彰」が印象的だった。
警視庁の看板を写真に撮ろうと思ったが正門前を警備している警官の視線がものすごく気になったので止して、代わりに江戸城桜田門。小市民でどうもすいません。
