先日行った映画館に置いてあったチラシの中でちょっと気になるこの一本。
オアシスは94年にアルバム「オアシス」を携えて、衝撃的なデビューを飾り、一躍時代の寵児となる。一方ブラーも94年のアルバム「パーク・ライフ」が大評判となり、スターダムに登りつめる。双方の人気が頂点に達する頃、事件が起こる。(中略)時代の寵児たちの証言などを交えて、90年代ブリティッシュ・カルチャーを牽引してきたブリットポップの知られざる裏側に鋭く迫る、いまだかつてない秘蔵映像満載の話題のドキュメンタリー。
なんだかんだいってもオアシスvsブラーは洋楽に浸り始めた私が初めてオンタイム(もしくはちょい乗り遅れ?)で体験した事件だったので感慨深いものがあります。この頃流入してきたブリティッシュ・カルチャー?はすごく新鮮でした。
id:kumbakaaさんは
で、日本のことはおいといて、イギリスなんですけど、アメリカのグランジ旋風で真新しい退廃のどよめきが起こっている傍ら、過去の英国音楽の至宝を再生産するやり方でブリットポップというものが出てきた。んーこれも「失われた10年」としての90年代性なの?僕はこの人たちがオリジナルだと思って聞いてるから元ネタなんて知らないよ〜って感じで当時は楽しんで聞いてた。で、そのころの様子を語るドキュメンタリーが冒頭のなんだけど、、そんな早く懐かしめるものなのか?あの喧騒はそれだけのものだったってこと?オアシス、ブラー、パルプ、スウェード全部結構好きですけど、、なんか悲しいっす。この勢いで90年代後半のプロディジーとかファットボーイスリムとかテクノ×ロックの回顧映画も作られるのかいな。
と仰ってますが、それだけのものだったというよりもみんな真相を早く知りたいからこそ作品として成り立つのではないかと。それに「失われた10年」は日本に限った話で、英国であれば80年代がそれに相当すると思われます。