保田合宿

今から夏の話をするのもアレだが、私の毎年恒例の行事に保田合宿というものがある。夏に友達を集めて別荘に行って騒ぐというだけのものだが、別荘は海に近く山に近く、評判は悪くない。そして私の中では年に一度のお祭り騒ぎといった感があり、この保田合宿にかける意気込みは並々ならぬものがあると自分でも思う。
しかし参加者の集まりは必ずしも良くない。むしろ悪いと言っても差し支えなく、毎年のことながら日程を決めるのは難航するのが常だ。かなり前から日程は伝えてあるはずなのだがドタキャンする輩がいる。日程を決めるのが早すぎるのだろうか。
いろいろ考えすぎたり苛々させられたりで胃が痛くなるのも例年のことである。たまには誰か代わりに幹事役をやってくれとも思うが、最も保田合宿にイレこんでいるのは私だという自覚はあるのでこれは仕方がない。
傍から見れば私のやる気が空回りしているかもしれないが、とにもかくにも今年もまた日程調整にあくせくすることだろう。せめて体だけは大事にしたいものだ。