オーシャンズ12

監督:スティーブン・ソダーバーグ(2004 米)
出演:ジョージ・クルーニーブラッド・ピットマット・デイモンジュリア・ロバーツアンディ・ガルシア
内容:犯罪ドリームチームでもう一回
続編というのは大抵面白くないと相場が決まっていて、例外は「ゴッドファーザー」と「男はつらいよ」ぐらいだと勝手に思い込んでいるが、「オーシャンズ13」が作られたということは「12」もそれなりの作品であるはず、と思って「11」と一緒にレンタル。基本的には同じことをもう一回、でも話は少し複雑に、という作品でそれはそれでいいのだが、犯罪の動機が前作で奪ったお金の埋合せいうのが情けない。
それとこれはネタバレに近い話になるが推理小説等で散散じらした挙句に犯人はそれまで登場していなかった人だったりすると読者が白ける、というのに近いことをやっているのでそこはいかがなものかと思う。ジュリア・ロバーツのくだりも、少なくとも私は「それはそれ、これはこれ」として見ていたのでいきなりやられてもなあ、という気持ちがある。
なんだかわけのわからない悪口を並べただけのように見える感想になったが見た人ならわかる話だと思うのでそれは良いとして、要するにもう少し気をつかってくれるともっと楽しめたのになあ、というそれなりに面白かったからこその愚痴。