製作/監督/主演:バスター・キートン (1923 アメリカ)
内容:二つの家の長年続く憎しみ愛により父親を殺された主人公が遺産相続のため故郷に帰ることに。
滝の救出シーンだけでも見る価値があり、アクション映画が一本撮れそうな気もするが、キートンはいともたやすく救出してしまうからコメディとなる。キートンの保険契約を引き受ける会社がなかったという話も頷ける一場面だ。
「セブンチャンス」等に比べると小ネタは少なく、ストーリー重視といえるが、招待された家を一歩でも出ると家の人に殺されるというサスペンスのような極限状態を、うまく利用して笑いを生み出している。特にラストの笑いは好きだなぁ。
原題は「Our Hospitality」。イヤなおもてなしである。