「ドラえもんの秘密道具の中から一つもらえるとしたら何がほしいか?」への模範的回答とは。

日曜日に11歳の娘と、6歳の息子と、「ドラえもんの秘密道具の中から一つもらえるとしたら何がほしいか?」というよくあるテーマで話していた。よくある話題ではあるが全員が真剣に考えていた。
私の答えは「どこでもドア」。日本から荷物を運ぶのも簡単だし、好きな時に日本に帰れるから(そもそも日本から出勤できるのでは?ということには気づかなかった)。歴史好きとしてはタイムマシンも魅力的だが、使い方が難しそうだし、現実的に利益が大きいのはどこでもドアかなと。
娘の答えは「もしもボックス」。「もしも私が『どこでもドア』を持っていたら」と使うことで、どこでもドアの代わりにもなる!全ての道具に対応できる!とのこと。一見頭の良い答えのようだが、果たして物理的にないものを「もしも」で手に入れることができるのか?という疑問に怯み、それがダメなら何にしようかなあ?と悩みだした。曰く「タイムマシンもいいよね、でもタケコプターはないなー。空飛ぶだけだし」。
息子の答えは「タケコプター!」。理由は「空をとべるし」。打算のかけらも感じさせない叫び。さすが男子。今お姉ちゃんが言ったのをそのまま言っただけだろ!
しかし、そもそもドラえもんひみつ道具にふさわしいのは「空を自由に飛びたいなー♪」という単純かつ夢のあるこころではないだろうか?○○に使えるから、××が便利になるからなどという、よごれっちまったこころの持ち主にはドラえもんひみつ道具もいらないのではないか?そう考えると息子の回答は今回のテーマの模範的回答といえる。というわけで息子、合格!娘と私は、こころに夢と希望を持ちましょう。