マダムと奇人と殺人と

監督:ナディーヌ・モンフィス(2004 仏=白=盧)
出演:ミッシェル・ブラン他

ブリュッセルで“美大生連続殺人事件”が発生。レオン警視(ミシェル・ブラン)はボルネオ刑事(オリヴィエ・ブロッシュ)と愛犬とともに調査を進め、個性的な人々の集うビストロ“突然死”にたどり着く。(yahoo映画より)

たまたまそういう映画ばかり見ているだけかもしれないけども、フランス映画はマイノリティというかグラン・ギニョールなもの、日本でいう見世物小屋的な、エログロなものに寛大な気がするのである。そういう伝統があるのかな。その見せ方にも巧拙あるようで、今回見た『マダムと奇人と殺人と』は不完全燃焼。そういう方面とコメディとイルマ父娘のドラマとミステリ要素とが上手くまとまっていない。必然性が少ないからそう思えるのかもしれない。いうなれば西国分寺駅武蔵野線に乗ったら大宮に行ってしまったような、中途半端な感じ。

マダムと奇人と殺人と [DVD]

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