まるで天使のような

山中で交通手段を無くした青年クインは、“塔”と呼ばれる新興宗教の施設に助けを求めた。そこで彼は一人の修道女に頼まれ、オゴーマンという人物を捜すことになる。だが彼は五年前、謎の死を遂げていた。平凡で善良な男に何が起きたのか。なぜ外界と隔絶した修道女が彼を捜すのか。私立探偵小説と心理ミステリをかつてない手法で繋ぎ、著者の最高傑作と称される名品が新訳で復活。(amazonより)

マーガレット・ミラーの長編小説。ハードボイルドな感じは嫌いではない。ところでこういった小説の登場人物の名前(ファミリー・ネーム)を見ていると、アメリカには普通の名前ってないんじゃないかと思えてくる。

まるで天使のような (創元推理文庫)