女と男の観覧車

監督・脚本:ウディ・アレン(2017 米)
出演:ケイト・ウィンスレットジャスティン・ティンバーレイクジュノー・テンプル、ジム・ベルーシ他
内容:夫の娘が帰ってきて、主婦の日常をぶち壊す。
一時帰国中に映画館で見ることができた。
1950年代のコニーアイランドで働く、感情的になりすぎる女給のアップダウンをケイト・ウィンスレットが圧巻の演技。特にラスト近くの長回しの独白。
私個人の好みでいえば明るく楽しいウディ・アレン監督作品が好きなんだけども、愛憎劇も一定数あるんだったーと思い出させてくれる。『ブルー・ジャスミン』とか『夫たち、妻たち』とか。感情で激しく歪んだ人というのは笑えるものでもあるけども、ウディ・アレンは、もしくはこういう作品で笑える人は、そういう暗い笑いと明るい笑いとの違いをどうとらえているのだろうか、それとも同一線上で論じることができるのか気になった。