ただひたすらのアナーキー

ウディ・アレンの短編集。
養女と結婚した映画監督として有名なウディ・アレンが、そのスキャンダル後、かなり復活したらしい。低迷していたのも知らなかったが、作家としても久しぶりのものとなったのが今回の短編集らしい。
テーマは様々だが、どれも主人公はウディ・アレン本人としか思えず、小説としては皮肉なのかキャラクターなのか、どこまで意図して書かれたのかよくわからないというのが正直なところ。「mere anarchy」という言葉通りに受け取れば後者かなあ。ウディ・アレン好き以外におすすめはしない。

ただひたすらのアナーキー

ただひたすらのアナーキー