2016-02-29 惜別の賦 本 ロバート・ゴダード ロバート・ゴダードの長編小説。 ゴダードの小説は過去にさかのぼって真相を求めるスタイルが多い。そこに歴史の話が加わると全く私好みなのだが、今回はそれは無し。叔父の遺産を巡る一族の陰謀なのでスケールは小さいのだが、毎度のことながら読者を引っ張る力がすごい。でも初期の『千尋の闇』『リオノーラの肖像』ほどではない。惜別の賦 (創元推理文庫)作者: ロバートゴダード,Robert Goddard,越前敏弥出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1999/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る