シンデレラ

監督:ケネス・ブラナー(2015 米)
出演:リリー・ジェームズケイト・ブランシェットリチャード・マッデン、ヘレナ・ボナム=カーターほか
内容:継母にいじめられていた娘が魔法で王子様の舞踏会へ。
同時上映の『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』を見せようと思い、本編については何も知らずに映画館へ行ったが思いがけずおもしろかった。
最近は子供が辛い目にあう話は無条件に涙腺が緩んでしまう私だが、今回も例外ではなく、なんと言っても継母役を演じたケイト・ブランシェットが、シンデレラのストーリーから思い浮かぶ「継母」を、そのままかそれ以上に怖く意地悪に演じていたので、なおさらである。
そして魔女のヘレナ・ボナム=カーター、この人も最近は魔女の役ばかりやってるイメージがあるが、今回も期待を裏切らない魔女っぷり。そしてディズニー渾身のビビデバビデブー!でシンデレラを変身させるものだから、またもやちょっとグッときてしまった。ひねくれた中年に一瞬でも「よかったねエラ!」と思わせてしまうのだからディズニーもケネス・ブラナーもたいしたものだ。