007カジノロワイヤル 

監督:ジョン・ヒューストンケン・ヒューズロバート・パリッシュ、ジョセフ・マクグラスヴァル・ゲスト(1967 英)
出演:デヴィッド・ニーヴンオーソン・ウェルズウディ・アレンピーター・セラーズウルスラ・アンドレスほか
内容:引退したスパイが再出馬
 「カジノロワイヤル」つながりで再見。確か以前はウディ・アレンが出てるというので見たんだけども、見終ってから驚くほど内容を覚えていなかった。今回も一回目は全編通してぐっすり寝てしまったので、もう一回見た。
 物語だけを追うと英米仏露のエージェントが引退したジェームス・ボンドのところにきて復帰を依頼、ボンドは悪玉の資金源であった秘密オークションを壊滅させ、お金に困った悪玉がカジノで稼いでいるところを邪魔し、打つ手がなくなり直接ボンドと対峙した悪玉をやっつける、というお話。そんなに複雑な話ではないのだけども、おそらくピーター・セラーズが出ているから混乱したのだと思う。ピーター・セラーズはいつも私を混乱させるのである。
 上記の他にも監督を務めたジョン・ヒューストンシャルル・ボワイエジャン=ポール・ベルモンドジャクリーン・ビセットピーター・オトゥールなども出演していて、とにかくすごいラインナップである。どういう意図でこんなことになったのかはわからないけども、みんなで集まってバカ騒ぎしてみたという感じの作品。えてしてこういうのはうまくいかないものだが、この作品も例外ではない。