レンズが撮らえた幕末日本の城

日本の城の幕末から戦前にかけての古写真集。
復元された城郭が美しいことは言うまでもありませんが、長く風雪に耐え、ゆがみ崩れた城郭の姿もまた時代の重さを感じさせる美しいものであります。今は存在しない姿を記録にとどめてあり、いつでも見ることができるというのは、これほど素晴らしいことはないように思います。高松城のなんとなく不細工な櫓は昔からだった！とかよくわかってしまうのです。これはもう一家に一冊レベルの本です。おすすめ。というか買いましょう。

レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版