死者の書

ジョナサン・キャロルの長編ミステリ、というかファンタジー・ホラー。
主人公が大好きな作家の伝記を書こうと作家の娘に会いに行ったら大変なことになる話。主人公の父親は有名な映画俳優だったという話が随所に関わってきて、大好きな作家は主人公の父親の投影、みたいな雰囲気があるのだけども、正直あまり本筋には関わっていなかったような気がしないでもない。

死者の書 (創元推理文庫)

死者の書 (創元推理文庫)