こういうのはなんていうんだ。研究書というほどマニアックでもないんだけども。さまざまな形で描かれた「ひとつ家伝説」が、どのようにして生まれ変化してきたかを明らかにする本。
猟奇的な話というのはいつの時代も一定の支持を得るものらしい。殺し合いが日常的な時代なら見向きもされないだろうから、平和で頭が沸いてくると興味を持たれるんだろう。
この本の内容はともかくとして、↓の文章がなんだか笑えて仕方が無かった。専門的になることというのは傍から見ればすごく可笑しいことなのかもしれない。
では、この浅茅が原のひとつ家で凶器に用いたという石の枕とは、どんなものであろうか。
- 作者: 笹間良彦
- 出版社/メーカー: 雄山閣出版
- 発売日: 1992/02
- メディア: 単行本
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