歯痛で病院へ

先週末、やけに奥歯が沁みるなあと思っていたら、夜中に激痛に変わったので痛み止めを飲んだ。その後痛みの質が変わり、今度は奥歯の根元から喉の辺りまでが痛むようになり、噛み合わせることができなくなった。「家庭の医学」によればどうも虫歯のように思える。
このままでは日常生活に差しさわりがあるので今朝病院へ行ってきた。週に一時間だけ働いているアメリカ人のおじいちゃんが腕が良い、と聞いていたので指名したのだが病院におらず、フィリピン人のおばちゃん先生に診てもらうことに。過去の治療歴などを聞かれたが覚えておらず苦笑いされる。二ヶ月前に日本で歯の詰め物を治してもらったのだがその歯がどこだったかも忘れてしまった。まさに喉元過ぎればなんとやら。そして肝心の虫歯はレントゲンを撮っても見つからないという。おばちゃん先生の話では歯の周りからばい菌が入ったのではないかとのこと。
そう言われればそんなような気もしてきたが、治療としては特にどうすることもできないらしい。ただ「クリーニングしたらいいんじゃない?」という。どっちでもいいならこんなところには来たくないと思い、忙しいから無理、と一度断ったら「それじゃあ治らないわよ」ということだったのでお願いすることに。最初からそう言ってくれればいいのに。水曜日にもう一度行くことになった。
その後薬を出される順番を待っている時に別のフィリピン人に会った。車のメカニックで名前をノエルという。お店のトラックやフォークリフトを直しによく来てもらってる彼だが、どうやら風邪を引いたらしい。熱を出してふらふらだということだったがその割に無駄話は好きらしく、薬をもらうまで立ち話をしていた。彼の話では現在マジュロにいるフィリピン人は1000人近くになるんではないかとのこと。結構いるとは思っていたがそんなにいるとは。在マーシャルのフィリピン人会のようなものもあるらしい。ちなみに彼はその会に入っていないので同じフィリピン人でも知らない人が多いとのこと。私から見てもマーシャル人に近い生活をしているようなので、まあそうなのだろうなあと思いつつ薬をもらってお店に帰った。歯はまだ痛い。