本棚作成

一時帰国からマジュロの我が家に戻ってみると、シロアリがあちこちに侵攻していた。以前作った台所の食器棚と本棚もまだ作って半年も経っていないのに被害を受けていて悲しい。どうも我が社商品の材木に施されている防虫処理はシロアリには効かないらしい。いったい何を目的とした防虫加工なんだろうか。
食器棚は足を短くすることでなんとかなったが、本棚の被害は一番上の段まできていて、本も何冊か食べられていた。まさか出版社の人も自社出版物がシロアリに食べられてしまうとは思っていないだろう。ちなみに食べられていたのはいずれも講談社文庫。おいしいのだろうか。
過ぎたことを嘆いてばかりもいられない。被害のあった本棚は破壊したけれども入っていた本は部屋に山積みになっている。このまま置いておけばいずれハルカに山を崩されることは明白なので、また本棚を作った。例によって工務店経験のあるシゲ隊員に手伝ってもらった。少しでもシロアリがとっつきづらくなることを願って、今回はペンキも塗ってみた。

左側の古い(といっても作ったのは半年前)本棚と比べると格段に見栄えが良く、満足の出来である。この被害にあうまでは、天井まで一面全部本棚にしてしまえばもう作らなくて済むねえ、などとシゲ隊員と話していたのだが、シロアリ被害を考えるとあまり大きいのを作るのも考えものである。ちなみに残る三面のうち二面は窓があるので本棚は作れず、もう一面は既に本棚(↓)が置いてある。なんとかシロアリが来ないようにするアイデアはないものか。