千尋の闇

ロバート・ゴダードのミステリ。
主人公は問題を起こして教職を追われた歴史学者。その彼が友人に呼ばれて訪れた先で、アスキス内閣の内務大臣まで務めた青年政治家が2年で失脚した謎を追え、という依頼を受ける話。その青年政治家のメモワールを軸に過去と現在が交錯し、主人公が謎に巻き込まれていく過程に有無を言わさず引き込まれてしまう。オススメ。

千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)

千尋の闇〈上〉 (創元推理文庫)

千尋の闇〈下〉 (創元推理文庫)

千尋の闇〈下〉 (創元推理文庫)