お宝発掘

社長が帰ってよしやるぞ、と気合を入れたはいいが先日負傷した左手の小指は腫れが引かない。もう2週間以上経過しているのにコレだけ痛むということは、もしかしたら突き指でなくひびが入っているのかもしれない。しかし今更病院に行ったところでレントゲンで確認して湿布して安静にするぐらいが関の山だろうから行かない。
しかし気合を入れるには入れてしまったのでとりあえず余り怪我に響かない仕事を探した。探したが考えてみれば重いものは持てないので倉庫関係は軒並みできない。では店内を見回してみる。そういえば以前メインストアのガラスケースの下の戸棚が気になっていたことを思い出した。
ということで早速ご開帳。すると我が社30年の歴史がそこにあった。陳列し忘れたトランス3つ、その昔代理店権を持って輸入していたD社の車のブレーキパッド片方(未使用)、以前販売していた大工用具の墨ツボの中に入れる綿いくつかと竹尺2つ、賞味期限(?)の切れた正露丸一箱、閉店した文房具屋の在庫品をまとめて仕入れた際に送られてきたであろうシャープペンの芯648個、そして写真のフィルム。おそらく先述のD社が送ってきた販促用フィルム。16ミリと35ミリ。私がこちらに来て4年、かなりあちこち片付けてきたつもりだったが、まだこんなものがあったとは驚きである。まだまだ精進が足りないということか。
ちなみにフィルムの下の缶は「ぺクシー顆粒」という胃薬の缶。なぜか社長の字で「胃薬」と追記してある。丁寧なことだ。