忙しい週末・その1/水タンク掃除

私の家と隣のドミトリーは水タンクを共用していて、水が不足してくると公共の水道水を足したりもするが、基本的には雨水を貯めて使っている。雨水は屋根から雨樋を伝ってタンクへ入るので、当然枯葉などのゴミも溜まる。そこで2年に1度ぐらいの頻度で水タンクを掃除することにしている。
前回の掃除は昨年9月に行ったので、今年はやらなくていいはずだったのだが、一部の隊員さんより希望があったのか、今年も洗うことになってしまった。
水タンクを洗う手順は水を抜いてゴシゴシとブラシでこするだけ。しかしなにしろタンクが大きいので水を抜くのが大変な手間である。地下に12畳くらいのコンクリート製の部屋が埋まっていると考えれば大まかに理解できるだろうか。さらに最近は雨がよく降っていたので満タン状態。前回はコレにポンプをぶちこんで2日間ひたすら放水して敷地内を水浸しにしたのだが、今回はMIFVというマグロを輸出している会社からポンプ車を借りることができたので、ポンプ車+もう一つのダブルポンプで迅速かつ敷地内を水浸しにすることなく水を抜くことができた。ある程度までは。
問題はポンプが水を吸い上げるにはある程度の水深が必要であることで、ポンプ車5杯分の水を抜き終わった後は手作業にうつらざるを得なかった。ここからはバケツでポンプを入れたゴミ箱(大)に水を汲み、ゴミ箱内のポンプが水を外に吸い出す、という作業に変更。私はその作業をタンクの上から眺めて外から手伝うだけだったのだが、蒸し暑いタンク内で黙々と作業していた隊員三名(+我が社の従業員一名)は本当にお疲れ様でした。
タンク内清掃が終了すると、当然ながらしばらくは断水生活になる。私の計算では土日は使えないけども月曜日になれば公共の水道水を引けるので、朝と夜2回水道栓を開いておけば月曜日の夜には使えるはずだったのだが、火曜日現在もいまだ水は取水ラインまで届かず。そういえば前回清掃したときは1500ガロンの水タンクを二つ借りてきて水を取っておいたのを忘れていた。大誤算である。しかも雨も急に降らなくなったし。なので次の水道水が出る金曜日まで待たなくてはならない。こまったなあ。