帰ってきちゃいました。

3週間の休暇を終えて南の島に帰る日。私は一人、早朝の成田エクスプレスに乗り、座席の豪華な仕様に驚きつつ空港へ向かったのでした。
コンチネンタル航空は最近ユナイテッドと合併したとかで乗る場所が北から新装開店の南へと変わったので、未開の地へ出発する前に少しでもいろいろな店を見てまわれるかなと少し早めの便で行くも朝が早すぎて軒並み閉まっていた。やむなく空港中央部のフードコートでうどんを食べる。ちなみにこのフードコートにはらーめん花月も入っていた。
こうなったら先にチェックインを済ませて残る時間でお店を見ようとチェックインカウンターに向かうが、南ウイングに入った途端にツタヤを見つけたので立ち読み開始。ふと気がつくと1時間ぐらい経過していたので急いでカウンターに向かう。
今回の帰国に際して一つ心配だったのが滞在許可証を会社の事務所の机の中に置いてきてしまったことで、前回これを忘れたときは航空会社がマーシャルの入国管理事務所に電話で直接確認をとるまで待たされた(しかもちょうどマーシャルのお昼時で先方に人がいなかったこともあってかなり待たされた)挙句、カウンターから搭乗ゲートまで職員付で全力疾走して何とか間に合った、という事態だった。今回もそのぐらいを覚悟していたのだが、なんか厳しくなったらしく、確認はお客様の方でおとりくださいという。おそらく連絡を取ったところでマーシャルのことだから時間内に書類を用意とかはまず無理であるし、要は帰りの便があれば文句は言われないので、やむを得ずその場で帰国便のチケットを購入。あとでキャンセルするとはいえ13万円も払うのはなんとも心が痛むものである。が、金で解決と考えるとなんとなく面白かったりする。
その後は問題なくグアムへ移動。オハナというホテルは初めて泊まったが、安いのはいいがちょっと繁華街から遠い。距離だけでいえばグアムプラザより近いはずだが、ABCマートが遠いので不便。次回は他のところにしようと心に誓う。翌朝は午前3時半にモーニングコール、4時に空港へ車を出してくれるようにホテルのフロントで頼んだが、実際はモーニングコールなしで4時に車が出るといって起こされた。次回は他のところにしようという決意をさらに硬くした。
いつもそうだがマーシャルへのフライトはハワイからでもグアムからでも誰かしら知ってる人が乗っているので楽しい。といって親しく話すわけでもないのだけれども、飛行機なのに知ってる人が乗ってるという状況がおかしくて楽しい。今回はうちのマネージャーの娘さん、ロングアイランドホテルのマネージャー一家、マーシャル政府の財務次官など。あと財務大臣もいたがこの人はあまり好きではないので、それにたぶん向こうも覚えてないと思うので、本当はこういうところで愛想良くしたほうがいいんだよなあ、と思いながらも挨拶しなかった。我ながら日本人らしいと思う。
空港ではマネージャーが娘さんを迎えに来たついでに私の車を持ってきてくれていたので、一人で乗って帰る。飛行機到着時間から30分後には自宅に到着できるのはマーシャルの良いところだと思う。というわけでまた南の島生活再開。休暇、短かったなあ。