明智光秀の子孫が書いた「本能寺の変」の真実。
「本能寺の変」の最大の謎はなぜ明智光秀が謀反を起こしたかだが、これについてはいろいろと追い詰められていた光秀が土岐一族の命運を賭けた+徳川家康暗殺計画がそのまま織田信長暗殺にぴったりだった、ということになっていた。この家康暗殺計画というのが大変うまく説明されていてよかった。
「こうだったかもしれない」という新しい歴史の捉え方に続いて次次と証拠が挙げられていくのが何よりも楽しく感じられ、真実についてはわりとどうでもよいと思ってしまう私は本当に歴史好きといえるのかどうか怪しいところだと思う。
- 作者: 明智憲三郎
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (11件) を見る